Jの庭観察記

沼は楽しい

ド新規千賀担による"王国の蝶"と"バクテリア"を考察してみた話。

 

 

 

 

 

 

突然ですが、今無性に叫びたい!!!!!!!

 

叫びたいが『なるべく会話はお控えください』って文言を至るところで目にする世の中に変わっちまったもんだからさ。

じゃあ、はてブロだったらいいだろうとノコノコとやってきたわけ。

まずこれだけは言わせてくれ。

 

 

 

Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2020 To-y2 のDVD &Blu-rayが最強!!!!!!!

 

だってこと。

何がどう最強なのかってのは絶対に見たほうが早い。なんなら見ながら解説させて欲しいくらい(ヤメロ)

それが難しい世の中でもあるし、全曲解説するのは困難なので現在リピの止まらない曲に絞って一方的に当ブログ内で語っていこうと思います(ご勝手に)

 

ちなみに円盤が発売される前の生配信LIVEの時点でちゃっかり記事を綴ってはあるのだけど

↓こちら

キスマイ生配信ライブ『To-y2』をみたド新規による備忘録。 - Jの庭観察記

 

あらためましてavexから発売された『To-y2』のDVD&Blu-rayは生配信LIVEの映像を再編集しておるので、こんなんだっけ?!(ド忘れ)って新鮮な気持ちで見れたりするし

大きな違いといえば、生配信LIVEではお披露目されなかったユニット曲が収録されてます。

 

『To-y2』のユニット曲は

 

いや…想像を超えた世界が待ってましたよ。まさに今リピが止まらないのもこのユニット曲なのです。

 

あの生配信の時点ではユニット曲を外したことで、キスマイ7人のパフォーマンスに特化してくれたことはすごく感慨深いなと思ってたけど

ユニット曲。こ、これは…生で拝みたかった。

そう思えば思うほど叫ばずにいられないのです。

 

もちのろん!!一番見たいパフォーマンスは千賀さん目当ての『王国の蝶』だしそこはゆるぎないんだけど、藤北という巨大沼に度肝を抜かれた衝撃はいかばかりか…。

はい。わたしは千賀担です。

キスマイ沼に堕ちて半年すぎたくらいの未だわかばマークが取れないヲタクなもんで、そんなんが藤北のどーこーとかいえないんですけどお願いです!!叫ばさせて!!(土下座)

最後までお付き合いしていただけるとヲタク泣いて喜びます。よろしくどうぞ!!!!!!!

 

 

 

 

 

で。現在も尚、『王国の蝶』→『バクテリア』のリピが止まりません。

王国の蝶の千賀さんが二次元なのかな?ってくらいの美しさで目が焼けそうです。というか画面の向こうにある王国へ身体ごともってかれそうになるくらい和の世界に酔いしれます。

ぽわーんとうっとりしてるのも束の間…。そのあとに控えてるのが北山さんと藤ヶ谷さんによる『バクテリア

アルバムで曲だけ聴いてたときにイメージしていた世界を遥かに超えた世界が待ってました。

 

まずは

・王国の蝶

To-y2円盤の中で何を差し置いてでも見たかったのは『王国の蝶』です。

プレバトに出演しておる横尾さんと千賀さんによるユニット曲で、これは2人の共通項でもある"俳句"でつくられた曲なのです。

それもつくられた詩(俳句)は2人の師匠である夏井先生につくってもらったってのがすごい話で、それをLIVEでお披露目するのは斬新すぎるぅぅ。

 

いややややや、しっかし和の世界って落ちつくよね。侘び寂びのような。儚い世界観みたいなのが好みなもんでね。こんな曲調堪らないって話。


千賀沼に沼入りしてすぐ優しい千賀担さんから夏井先生が王国の蝶について解説してる動画があると教えてもらってみたんですが、わたくし俳句の世界は全くわからないです(失敬)

なんとなく、なんとなーくしかわからない。いやなんとなーくなんておこがましいか…。

そもそも属性が気持ち悪いヲタクなもんで、俳句のここがどーちゃらなんぞ下手なことは言えないから、詳しくは夏井先生のチャンネルを見ていただけたらよろしいかと(丸投げ)

 

 

(夏井先生ご出演ありがとうございます)(感謝)

 

☆把握できた『王国の蝶』

・蝶の句でつくられた作品

・CGを屈指した映像作品(勝ち確)

・和のテイストが散りばめられた作品

・振付は千賀さん

・ドーム全体が青と橙で染まる世界は圧巻


橙と青の蝶がセンステで鎮座してる2人の元へ飛んでいきます(CG)これが美しい。この映像の時点で『王国の蝶』勝ち確です。ユニット曲に勝ち負けとかないけど。ないけど勝ち確だ!!って謎の確信したんですよね。

で。ドーム全体が王国じゃん!!って感じたのは引きの画。

それは圧倒的に色味の要素が強くて、橙は朝日や夕日だったり青空を連想させる色のLED電球使ってるのが大きい。客電の橙と青が交互になってるところは朝焼けのような景色が広がってるかのような錯覚にもなるし…ここは王国ですか?ってなったのよ。空間演出がもたらすものと映像演出とが重なったことで圧倒的王国感が増したのだよ。

横尾さんと千賀さんのメンカラが橙と青だった奇跡…。すっごいわ。

 

そして最初と最後に現れるCGの蝶はもれなく横尾さんと千賀さんのことでしょうけど、歌詞の中の蝶も横尾さんと千賀さんのことなんだろうなと察する。

2人がアイドルとは縁遠いであろう俳句の世界に挑んで名人を目指すのは並大抵じゃないはずで、そゆう切磋琢磨する様を蝶の姿と重ね合わせておるのかなぁと感じるのです。


夏井先生のチャンネルで横尾さんと千賀さんが気になってる句についての解説をしてくださってるのですが、その箇所を含むパフォーマンスを見てるとなぜか涙溢れてきます(末期)

 

夏井先生の解説をうけて感じたことは


横尾さんの気になってる句

飛ぶのは痛い蝶の羽


蝶は美しく舞っているようでも、蝶自身は必死になって飛んでる。これ夏井先生の着眼点がスゲーってハッとした点で、人間からしたら蝶の大きさはうわぁっ?!ってビックリするようなデカさではないけど、蝶の胴体と羽を比べたら羽はデカいって話。その大きな羽を広げて飛んでるわけでしょ?そりゃ…飛び続けてたら痛くもなるでしょうよ。

 

その姿はキスマイと重なるところがあって、舞台に立つキスマイはカッコよくて力強くてキラキラしてる。一見するとそつなく何でもこなしてるように感じるかもしれないけど、こちらが想像してる何億倍もの努力を積み重ねた結晶の塊だということ。

辛いとか痛いとかを微塵も感じさせず華麗に舞う蝶のようにキスマイも同じく華麗に舞ってるのだなぁと…それを想像しただけで胸を打たれ涙する気持ち悪いヲタクだよわたしは(属性)

 

あああああああ、なんてキスマイらしい句なんだよ!!!!!!!よこおさーーん!!って思ったのですよ。

 

千賀さんの気になってる句

蝶や今もう戻れない高さまで

 

蝶の中にはどこまでも高く高く飛ぼうとする子もいると。高いところまで飛ぶことへの達成感みたいな。決して現状には満足せず、常に高みを目指す蝶の姿。

この句を気になるってのが実に千賀さんらしいなって感じた。

千賀さんは振付だけでなくプレバトの俳句や水彩画、ジャニwebでの動画や曲作ったりと…たくさん新しいことに挑戦してる。

"努力に勝る才能なし"とはよく言ったもんで。

ま!さ!に!千賀さんそのものを指してるなと。元々生まれもった才能もあるだろうけど、その才能を引き出して磨かなければないのと同じだもの。

どこが一番上なのかきっと飛んでるときは不安で周りを見渡してるんだろうな…と考えると泣ける(末期)

 

 

そんな観点で『王国の蝶』は歌詞もしかりパフォーマンスも見ております。

今回の振付は決して激しいものではないけど、楽曲の世界観を壊さずに表現できるのが千賀さんの最大の強みなのだからそれで大満足(自担にゲロ甘)


あとサビの部分で目を動かすパフォーマンスをするんだけど、なんだろね…歌舞伎とか目で感情表現するみたいなのにインスパイアされたのかな?と思ったり。

和洋折衷の衣装も映像も、どれも和にこだわってつくりあげた作品だってのを感じずにいられないよね。

 

色んな感情が一気に押し寄せてくるけど、最終的には美しい2人の姿で心が潤されて終わるわけで

ひやぁぁぁぁぁ、リピ止まらない。

 

しっかし、そのまま続けて『バクテリア』をみると全く脳の処理が追いつかない。ごめん。ムリだ…。

 

だってバクテリアは極上のエロス。なんだもの。


曲調がオサレ。詩がオサレ。演出がオサレ。

聴けば聴くほど見れば見れほど奥が深い…。ホント中毒になるな…。

現にTo-y2円盤で一番リピしてるチャプターはバクテリアですから(虜)

他の曲いきたいのだけど気がつくとバクテリアのマルチ藤北を交互にリピしてる。

あああああああ、なんてこった(頭抱)


自分なりに感じたポイントをまとめますね。

 

 

バクテリア


メインスクリーンの映像

冒頭。

真っ白なバクテリアピンクに染まり増殖していく。

藤北それぞれの身体の一部もピンクバクテリアが増殖していく映像が交互に映し出される。

あなたの体内にバクテリア(DNA)を複製させ続けあなたを侵食していく…。

みたいな。

官能的でゾクゾクするような映像なんですよね。

映像がモノクロなのも藤北のバクテリアが絡み合いながら浸透していくのが視覚で伝わりやすくて、うーーん!!ううまい!!って唸ったポイント。

 

藤北の好対照なパフォーマンス

本質的に2人は対照的だけどパフォーマンスすると息ぴったりみたいなのは今まで履修した作品の中で感じておるんだけど、『バクテリア』自体アンニュイな感覚に襲われるなんとも言えない楽曲だから対照的なんてあるの?と思ってましたけど

さすが藤北だよ…。


2人のパフォーマンスはシンプルにいえば静と動

北山さん→

藤ヶ谷さん→


例えたら

北山さん→百戦錬磨のプレイヤー

藤ヶ谷さん→冷静沈着なディーラー

といったところでしょうか(伝われ)


もっとわかりにくいか(笑)

じゃあ

北山さん→

・『内緒をつくろう』と、ダンスを伴って藤ヶ谷さんへ近づく(動)

・藤北ベットに座り交差するときの北山さんが大人な余裕のある表情だったり、目線を動かしたりと攻めてる感アリ


藤ヶ谷さん→

・内緒をつくる覚悟に対して冷静。情熱的な北山さんに対して淡白

・よもやすると無表情で冷たく感じられるが、無欲を演じるのは至難のこと

 

うーーーん。うまく表現できない(語彙皆無)


言葉で表すの難しいけど、これパッと見だと北山さんのほうが感情表現がわかりやすくて堪らないんだが、藤ヶ谷さんの移りゆく感情は唸るレベルだよ!!


感情表現の対比だけじゃなく歌詞にも対比がある。

サビのフレーズ以外にも

"『秘密だよ』"共犯

リフレインするフレーズがあるのだけど、同じフレーズを藤北交互に歌っておるのです。

最初の

"『秘密だよ』"共犯

藤ヶ谷さんの低めのトーンと真っ直ぐな表情

北山さんの高めのトーン+含みのある表情

 

2人の声質の違いが対比でもあるし、交互に同じフレーズを歌ってるから聴いてくうちに畳み掛けられるような感覚にもなる。

そもそも"秘密"も"共犯"もことばの意味として同じ括りであるから、そゆうところが2人重なる部分でもある。

 

"『秘密だよ』"は後半の2Bメロで北山さんも歌うんだけど、ここの!!!『秘密だよ』の北山さん低音よ。この低音がまた…またいいのよ。

なんでか知らないけど北山さんてドキッとするよね(周知)

ちなみにLIVEだと藤ヶ谷さんの『共犯』ってフレーズ入ってないけど、パフォーマンス伴うとどんなんだったんだろって考えただけで禿げそう。考えすぎるのやめておく。

 

だが、続けます。

 

北山P演出が秀逸

Dメロ〜センステでのパフォーマンスは見せ場も見せ場。

白い布が宙を舞うと布の下にある羽根も時差で舞うところへ無数のレーザーが交錯する空間はなんとも幻想的。

レーザー担なもんでこゆう演出は堪らない。くぅーーーーーーーーっ、生で拝みたかった(涙)

 

この光沢ある布はオーガンジーなのか(シルク?)??素材わからずだが布の光も相まってレーザーが照射されると、なんともいえない色味になるんだよね。

そしてレーザーの屈折と羽根が舞う空間が宇宙っぽく感じて、その大きな布が揺らめくとまるでバクテリアがうごめいてるような。あるいは羽根を粒子に見立てるのか…とても不思議な世界。

これ考えた北山Pって何者なの…。北山P、天才じゃん…(震)

 

で。Dメロ

どうかおわらないで今夜

君のにおいをおぼえさせて

(もういっかい?)

 

(もういっかい?)は北山さんだけのフレーズなんですよね。

この『もういっかい?』のあと藤ヶ谷さんが覚醒されてくように感じたのはわたしだけでしょうか…。

 

みみもとであえいで

(もういっかい?)からのラストサビの部分。

全ては本編DISC表示時刻1:31:29のサビを見てくれればわかる。

ちなみに藤ヶ谷マルチアングルだと表示時刻は2:57。このほうがもっとわかるのでオススメします。

ここの藤ヶ谷さんについて共感できる人がおったらその方と多分3時間は余裕で話せてしまうレベル(誰担w)

 

藤ヶ谷マルチで是非とも見ていただきたいのは前半のサビと後半のとではフリが違うところ。

前半のサビのフリは淡白なんだけど、後半のサビは眼を紡いだり…と、深く深く味わうように嗜んでる感じがするのだよね(震)

 

先にも述べたが、感情表現だと北山さんがわかりやすいんだけど、すごいのだよ藤ヶ谷さん…。
藤ヶ谷さんは男性なんだけど本質的に女性みが強いのもあるのか、麗しくて奥ゆかしさを感じるわけ。

なんだろ…情愛深いんだよね。こんな品のあるしっぽり感(とは)そうそうお見かけしないぞ。

すごいな…藤ヶ谷さん(2回目)

バクテリアのパフォーマンスだけで軽率にも藤ヶ谷さんの生の演技を見たいと本気で思ってる気持ち悪いヲタクです(属性)

 

しかーし!!『みみもとであえいで』は北山さんも同じくいいんだよねぇぇ。

北山さんの場合はフリに余韻がある。イニシアチブをとりながら余裕すら楽しんでるような…。

あと、北山さんといえば目線の落とし方動かし方だったり流し目が上手いと個人的に思っていて。睨みとは違った眼光の奥に芯の強さを感じるんですよね。

なんでかっての、うまく説明できないけど(履修不足)

北山マルチアングルだと表情時刻2:03〜。

ここは布が舞いあがる合図をだしてるところなんだけど、北山さんの流し目がくぅーーーーーってなるポイントだってことをお知らせしておきます(誰に)

 

あくまで個人的見解。

冒頭の映像で白いバクテリアが赤とピンクに染まったように、最後は白い布と衣装がピンク色の光にふぁっと包まれる。

2人の上空で舞ってた白い布が2人を絡めるようにして藤北の身体を纏うことで、バクテリアが2人の中に共存してるというリアリティーさが増すわけ。

あなた色に染まるではなくあなたの一部がわたしと混ざりあう。

 

バクテリア君の素粒子が僕へと


まさにこれでしょうね。

いやもう北山P天才じゃないのかな…。演出が絶妙すぎる。

 

それと藤北2人の醸し出す雰囲気が見るたびに、いや見れば見るほど君たちリアルに一回寝てるよね?(まがお)

 

ってならない?

じゃなきゃ、あの空気感だせなくない?(黙って)

 

そんくらい『え?何か2人あるでしょ?』みたいな。互いの好きが隠しきれてないけど隠してる感もあって。ドキドキするねぇぇ、これ!!

いやさこれまだ円盤での画面越しだから脳の処理が追いつかないレベルで耐えてるけど、生のパフォーマンスを浴びてたら変な声すらも出ずに息止まりそう(そのまま黙ってて)

いやだ死にたくなーい!!こんな天才な北山Pの作品もっとみたいですもん。

藤北とは…まだまだ奥が深いですな…。勉強します!!!!!!!恐れ多くて辿れるか不安ですが。

 

ありがとう藤北!!

ありがとうバクテリア!!(え)

 

本当に本当に

ごちそうさまでした(合掌)

 

 

 

 

いあああああああ、スッキリした。

最後までお付き合いありがとうございました!!

 

To-y2円盤の特典はユニット曲のマルチアングルしか見れてないから早く見なきゃ、圧倒的に時間が足らないね(涙目)

 

では!!